毎日、浮かんでは消える「感情」💭💭💭
個人差はあるけど、人間はみんな感情を持ってる。じゃあ、そもそも感情があるのは何のため?
最近の私はクライアントワークでWebマーケティングに日々向き合っていて。
特に今年はAIの急激な台頭で「3年後、この仕事はどう変わっているのかな〜👩💻」と思いながら過ごしているので、
逆に「AIには真似のできない、人間らしさとは?」とよく考える。
そこで行き着いたのが「感情」💭💭💭
地球には、かつて恐竜もいて🦕🦖🦕🦖
進化と退化、時には絶滅を繰り返して現代に至るわけですが。
人間が地球に誕生してから現代に至るまで、まぁまぁ長い時間が経ったけど
「感情」という人間の機能は退化しなかった。
ちなみに、退化した人間の器官は
…など。他にもけっこう色々あるっぽい。
使わなかった機能は退化したけど、現代でも感情はフル稼働中。
江戸時代の日本人も、中世のヨーロッパ人も、タヒチの原住民やインディアンも。何かを感じては手紙に書いたり、絵画や彫刻を残したり。
時代や国が変わっても、現代人にも通じる普遍的な感情もある。
ふむ。😕
これだけ長い間、人間の感情が退化せずにいるのは、なにか意味があるんじゃないのかなー。
社会生活を送る中で、本当の感情を隠したり🫢、無視したり🫥。日本のように、自分の感情をあまりオープンに語らない文化もある。
でも、現代まで退化していないことを考えると、カラダの他の機能と同じように、「感情は人類が生き残るために必要な機能」なのでは…? と、ふと思いました。
で。
そんな視点で、家にあった「サピエンス全史」をひらくと、こんなことが書いてあった。
私たちの祖先 ホモ・サピエンスは、他の人類の種を絶滅させてきたらしい。
いろいろあった。
ホモ・サピエンスだけが生き延びた理由には諸説あるけど、
大きな脳から生み出される「言語🗣️」を使い、仲間たちに情報を伝達するのが1番うまかった、という認知革命説が有力。
伝達した情報🗣️のなかには、仲間の感情を揺さぶる噂話も含まれる。🫨
ホモ・サピエンスはお互いに心理を操って社会を作り、大きなチームを動かしながら強固な存在になっていき。結束力の強さで、ネアンデルタール人など他の種を滅ぼした💥らしい。
心理を操って集団を作るという意味では、宗教、貨幣経済、戦争なんかも人間の発明品だといえる。
集団を組織!!
村から国家へ、社会のサイズをどんどん広げ、集団をコントロールすることで支配力を強くしていった人間。
引き続き「サピエンス全史」によると
こう見ると貨幣経済から始まった資本主義って、たった500年の歴史しかない。
なのに 資本主義が現代人の悩みの種 😮💨にもなっていることが多いのだよねー。
資本主義 = 幸せになるにはお金 💸 が必要
↓
幸せになるための「何か」をお金で買う。(家、美容品、高級バッグ、車、趣味の何かなど)
↓
お金を稼ぐために、好きじゃない仕事をしたり、納得できない職場環境を我慢したり。
「⚪︎⚪︎才までに⚪︎⚪︎しないと、仕事がない(=お金が得られず、幸せになれない)」という刷り込みがあるかもしれない。
こんな資本主義のループの中では、本来の感情を抑えるシーンが増えるばかり。
もう一歩、心理学的に踏み込むと「不安を煽ると人間をコントロールしやすい」という側面もある。
お金がないと不安だから、本来の感情に反していても行動する。してしまう。
もはや「支配」やん…!
資本主義については、以前イツミさんやJULIも話していたよ🗣️ 気になる人は、こちらの記事もどうぞ。 |
資本主義とは悩ましいものだ…
んなこと言っても、私たちが生きてる間はたぶん資本主義は終わらないと思うので
現代を生き抜く私たちは
資本主義に支配されすぎず、仲良く暮らすのがいいんじゃないかと思ってる。
コントールされるのではなく、主導権をもっと自分の方へ🚩
最近はAI 🤖も現れたことだし、資本主義にもAIにも支配されたくないものです。
そこで鍵になりそうなのが「感情」🔑
みんな、サピエンスの歴史を思い出して。
資本主義はたった500年の歴史なのに、人間の感情は認知革命の7万年前からあるんだよ。
ずいぶん長い間、退化せずに人間に備わっている感情。
人間の発明品である資本主義やAIよりも比べ物にならないくらい地球上に長く存在している
感情からのメッセージを、もっと信頼してもいいと思いませんか? 💡💡💡
~~~
📚 今回の参考書籍 📚
ユヴァル・ノア・ハラリ著
河出書房新社
気になる人は → こちら
Text & Photo by Natsuko