スパイスとの出会いと斜めに広がる話

私とスパイスとの本格的な出会いは、意外にもロンドンでのことでした。

 

ロンドン:フラット 

ロンドンに引っ越して、最初に住んだフラットからの眺め。広々とした中庭も気に入りここに決めた

 

「なんでイギリス?」と思われるかもしれませんが、皆さんお忘れじゃないでしょうか。「東インド会社」の存在を。

 

東インド会社は、そもそも東アジアのスパイスをヨーロッパに運ぶために作られた会社で、16世紀の終わりにロンドンの商人たちが結成。

 

えっと、その頃日本は江戸時代やってました👘

 

そんな大昔から、インドやその他東アジア諸国から輸入貿易をしていたイギリスには、国内にもしっかりとインドが根付いているんですねー。歴史的にも結びつきが強かったからか、インド系イギリス人も多いし。

 

だからちょっと意外だけど、インドカレーは「イギリスの国民食」と言われるくらい日常生活に浸透していて、インド人も認める現地レベルのクオリティ。

Spice curry

これ美味しかったな…🤤 メニューのバラエティも豊富

 

インドの人に言わせると、イギリスのインドカレー(レストラン)は本場インドよりもオシャレにプレゼンされてるみたいです。なんかわかる気が。

 

ロンドン:フード

ロンドンのスーパーで買ったもの。デザイナーが多い国だけあってオシャレなパッケージが多い

 

こんな背景がロンドンにあったので、私が本格的なスパイスカレーと出会ったのもごく自然なことでした。

 

インドだけじゃなく、地中海や中東の国々からの移住者も多いロンドンには色んなスパイス料理が身近にあって、私もじわじわと虜に。

レバノン料理

大好きなレバノン料理レストラン Comptoir Libanais のInstagramより。フムスも大好物なんです…🤤

 

かつてスパイスは金や銀と同じくらい高価なものだった。スパイスを探すための船旅はヨーロッパの出発から帰国まで2年半かかったし、スパイス欲しさに世界戦争が起きてしまうくらいだった。

 

…っていうストーリーに、冒険好きな私はロマンを感じてしまって、宝探しみたいなイメージを抱かずにはいられないのです 🚢〜✨ 

Map


当時の高価なスパイス代表として「コショウ」が有名。高価だった理由は、インドからヨーロッパに渡るまでに、アラブ商人やベネチア商人が値段を操作していたからだとも言われていて…🐪🐪🐪

 

原産地を秘密🙊にしていたり、「とても危険な場所から持ってきた💥」って話を作り上げたり。

 

スパイスの裏にある「ワイルドな人間模様」も好きです😎

 

あとは、スペインの女王を口説いてスポンサーになってもらったイタリア人のコロンブス。

 

インド🇮🇳に行くはずが、アメリカ大陸🇺🇸で終わり(着くまで大変だっただろうけど、想定よりもだいぶ手前)。コショウ(= ペッパー)を探しに行くはずが、見つからないから赤唐辛子🌶を「レッドペッパー」と言って持ち帰ったり。

 

「勘違いした」って歴史の教科書には書いてあるけど、海外と仕事したりして色んな人のリアルを知った結果、どうも「ただの勘違い」には思えないんだよねぇ…(笑)

 

学生の頃は、ひたすら暗記を強いられる一方通行な歴史の授業には興味が持てなかったけど、大人になってから自分の興味で紐解く歴史は楽しい。

 

そんなわけで「スパイスを通して見える世界🌍 や ロマン🐪」のようなものも含めて、私はスパイスが大好きなんです😊🏺✨

  

📖 SPICE BOOK 📖

スパイス完全ガイド ↗︎
ジル ノーマン著

山と渓谷社

スパイスの種類や歴史がカラー写真つきでよく分かるよ😊🔍

 

Text by Natsuko

ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。